中小企業診断士1次試験の2日間が終わると、達成感より先に疲れが出る人も多いと思います。私も、試験直後から二次試験対策へ全力で切り替えたわけではありません。まずはいったん休みました。
その後、令和6年度の二次試験に挑戦し、事例Ⅰ65点、事例Ⅱ70点、事例Ⅲ48点、事例Ⅳ88点、合計271点で合格しました。振り返ると、一次試験終了後に重要だったのは、休まず走り続けることではなく、休憩後にやることを絞ったことでした。
この記事でわかること
- 一次試験終了後に、私がいったん休んだ理由
- 合格発表を待たずに二次試験対策へ移った考え方
- 実際に使った3冊の教材
- 事例Ⅳへ勉強時間の3分の2を配分した理由
- 8月に設定した具体的な到達目標
先に結論:まず休み、その後は教材を増やさず、事例Ⅳの経営分析・CVP・NPVと、事例Ⅰ〜Ⅲの過去問3年分へ集中しました。
1.試験直後はいったん休む
私は一次試験直後、すぐに二次試験の過去問へ取りかかりませんでした。一次試験は7科目を2日間で受けるため、知識だけでなく体力も使います。疲れた状態で二次試験の長い与件文を読んでも、手応えを得にくいと考えたからです。
ただし、「合格発表まで何もしない」という意味ではありません。休憩は次へ進むための区切りにし、気持ちが戻った段階で二次試験対策へ切り替えました。
2.合格発表を待たずに二次試験の日程を確認する
2026年度の1次試験合格発表は9月1日、2次試験は10月25日です。合格発表を待ってから始めると、残りは約8週間になります。私は、正式な合格発表より前から二次試験対策を進める前提で計画しました。
最初に行うのは、完璧な勉強計画づくりではありません。本番日から逆算して、8月・9月・10月に何を終わらせるかを大きく決めることです。
3.教材を3種類に絞る
私が二次試験対策で使った中心教材は、「ふぞろいな合格答案」「30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集」「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」の3種類です。
教材を何冊も比較し続けるのではなく、事例Ⅰ〜Ⅲはふぞろい、事例Ⅳは30日完成と全知全ノウ、という役割分担を決めました。
4.事例Ⅳを最優先にする
私の考えでは、二次試験で最も優先すべきなのは事例Ⅳです。事例Ⅰ〜Ⅲは大外しを防ぐことを狙い、事例Ⅳは練習によって得点を積み上げる科目として扱いました。
週30時間ほど確保し、そのうち約20時間を事例Ⅳ、残り約10時間を事例Ⅰ〜Ⅲへ配分しました。結果的に事例Ⅳは88点となり、合計271点の大きな土台になりました。
5.8月は事例Ⅳの主要3分野を固める
8月の事例Ⅳは、経営分析・CVP・NPVを優先しました。「30日完成!」を使い、広く浅く進めるのではなく、主要3分野で正解できる状態を作ることを目標にしました。
6.事例Ⅰ〜Ⅲはまず過去問3年分に触れる
事例Ⅰ〜Ⅲについては、8月中に過去問3年分へ取り組みました。最初から大量の年度を消化するより、80分で解き、ふぞろいで確認し、自分が落としたキーワードを把握する流れを作ることを優先しました。
7.不足キーワードと次回のルールを残す
過去問を解いた後に残したのは、模範答案の書き写しではありません。自分の答案に不足していたキーワード、拾えなかった原因、次に同じ失敗をしないためのルールです。
- 不足していたキーワード
- 与件文から拾えなかった原因
- 設問要求を外した原因
- 次回の80分演習で守るルール
一次試験終了後に避けたいこと
疲れたまま教材を大量に買い、すべてを同時に始めることです。私の場合は、休んだ後に3教材へ絞り、事例Ⅳを優先したことで学習の軸が定まりました。
まとめ
一次試験終了後、すぐに全力で勉強を再開できなくても問題ありません。私もいったん休みました。重要なのは、休憩後に教材と優先順位を決め、合格発表を待たずに動き出すことです。
8月は、事例Ⅳの経営分析・CVP・NPVと、事例Ⅰ〜Ⅲの過去問3年分。この範囲へ集中したことが、二次試験271点合格につながる最初の一歩でした。


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