中小企業診断士1次試験の自己採点後、合格発表まで二次試験の勉強を始めるべきか迷う人は多いと思います。2026年度は、1次試験が8月1日・2日、合格発表が9月1日、2次試験が10月25日です。
私は一次試験直後にはいったん休みましたが、正式な合格発表まで勉強を止め続けることはしませんでした。二次試験までの時間は短く、特に事例Ⅳは積み上げに時間がかかると考えたからです。
先に結論:休憩後は、結果への不安を消そうとするより、事例Ⅳの基礎と事例Ⅰ〜Ⅲの過去問へ時間を使いました。
合格発表を待つと、準備期間が約8週間になる
8月上旬から始めれば、二次試験まで約11週間あります。一方、9月1日の合格発表から始めると約8週間です。この3週間は、事例Ⅳの計算練習を積み上げるうえで大きな差になります。
私は8月を基礎期間にしました。事例Ⅳは「30日完成!」で経営分析・CVP・NPVを重点的に学び、事例Ⅰ〜Ⅲは過去問3年分へ取り組みました。
自己採点後に最初に決めたのは勉強時間の配分
私が二次試験対策で重視したのは、4事例へ均等に時間を使わないことです。週約30時間のうち、事例Ⅳへ約20時間、事例Ⅰ〜Ⅲへ合計約10時間を配分しました。
実際の時間配分
- 事例Ⅳ:約20時間/週
- 事例Ⅰ〜Ⅲ:合計約10時間/週
- 比率にすると、事例Ⅳが約3分の2
- 事例Ⅰ〜Ⅲは高得点狙いより、大外しを防ぐことを優先
この配分の結果、事例Ⅳは88点でした。事例Ⅲは48点だったため、すべてが思いどおりだったわけではありません。それでも合計271点を確保できたのは、得点源を明確にしていたことが大きかったと考えています。
最初に教材を増やさなかった
二次試験の教材は、調べ始めると次々に候補が出てきます。私は、事例Ⅰ〜Ⅲはふぞろい、事例Ⅳは30日完成と全知全ノウという3種類を中心にしました。
合格発表までの不安から教材を買い足すより、手元の教材をどう回すかを決める方が重要です。
8月に達成する範囲を限定した
- 30日完成で、経営分析・CVP・NPVを優先する
- 同じ問題で2回正解できたら、いったん理解済みと判断する
- 事例Ⅰ〜Ⅲは過去問3年分を80分で解く
- ふぞろいで不足キーワードを確認する
- 約1か月後に同じ年度を解き直す
二次試験の全範囲を8月中に完成させようとはしませんでした。8月は基礎、9月は演習範囲を広げ、10月は弱点補強と役割を分けました。
結果が不安なときほど、小さく始める
合格可能性が高いと思っていても、正式発表までは落ち着かないものです。だからこそ、いきなり完璧な計画を実行するのではなく、事例Ⅳの問題を一つ解く、事例Ⅰ〜Ⅲの過去問を一年度分確認する、といった小さな行動で十分です。
私がしなかったこと
合格発表まで完全に待つこと、4事例へ均等に時間を配ること、模範答案を丸ごと書き写すこと、教材を次々に増やすことです。
まとめ
自己採点後は、正式発表まで不安をなくすことより、二次試験の準備時間を確保することが重要です。私は一次試験直後に休憩した後、8月から事例Ⅳを中心に対策を進めました。
合格発表を待たずに始めた3週間が、30日完成の反復と過去問演習の土台になりました。
自己採点後によくある質問
合格発表前から勉強して、不合格だったら無駄にならない?
私は、合格発表まで待つことによる時間不足の方を重く見ました。仮に結果が届かなかったとしても、事例Ⅳの計算練習や、与件文から根拠を拾う練習は、次の受験でも使えます。最初から週30時間を求めず、教材を一つ開くところから始めれば負担も抑えられます。
4事例を同じ時間だけ勉強した方が安全では?
少なくとも私は均等配分にしませんでした。事例Ⅰ〜Ⅲは合計10時間、事例Ⅳは20時間です。事例Ⅲ48点という弱点は残りましたが、事例Ⅳ88点が総得点を支えました。均等であることより、何を得点源にするかを決める方針でした。
最初の一日は何をすればいい?
試験日と合格発表日を確認し、使う教材を絞ったら、30日完成の経営分析かCVPを一問解く。それで十分です。最初から11週間分の予定を細かく作るより、実際に問題へ触れてから必要な勉強量を把握します。


コメント