一次試験が終わった直後のお盆休みは、二次試験対策へ切り替える大きな機会です。ただし、休み中に4事例を完成させようとすると、計画だけで疲れてしまいます。
私は8月の目標を、事例Ⅳは30日完成で経営分析・CVP・NPVを固める、事例Ⅰ〜Ⅲは過去問3年分へ取り組む、の2つに絞りました。
先に結論:お盆だけの特別な教材は増やさず、8月の目標を一週間分進める期間として使います。
私の8月の到達目標
8月に行ったこと
- 30日完成で経営分析・CVP・NPVを優先
- 30日完成を繰り返し、2回正解を理解の基準にする
- 事例Ⅰ〜Ⅲは過去問3年分
- 80分で解いた後、ふぞろいで自己採点
- 不足キーワードと次回のルールを記録
お盆の7日間も、この月間目標から外れたことを増やす必要はありません。まとまった時間があるからこそ、新しい教材ではなく、同じ教材の反復へ使います。
7日間の勉強計画
1日目:経営分析
収益性・効率性・安全性の指標を確認し、計算だけでなく、どの指標を選ぶかまで練習します。間違えた問題は、答えを覚えるのではなく、式と選択理由を再現できるか確認します。
2日目:CVP
損益分岐点売上高、目標利益、売上高変化など、CVPの基本問題へ集中します。私は主要3分野を優先したため、CVPは8月中に正解できる状態を作る対象でした。
3日目:NPV
設備投資の意思決定は、計算手順が長くなりやすい分野です。式を眺めるだけでなく、実際に手を動かして最後まで計算します。
4日目:主要3分野の解き直し
1〜3日目で間違えた問題を解き直します。2回正解できた問題は一度優先度を下げ、まだ間違える問題へ時間を移します。
5日目:事例Ⅰ〜Ⅲを一つ80分で解く
事例Ⅰ〜Ⅲのどれか一つを、本番と同じ80分で解きます。最初からきれいな答案を作ることより、80分でどこまで処理できるかを知ることが目的です。
6日目:ふぞろいで復習
ふぞろいで自己採点し、落としたキーワード、拾えなかった原因、次回のルールを残します。模範答案の丸写しは行いません。
7日目:遅れの回収と翌週の準備
計画どおりに進まなかった範囲を回収します。余った時間で新しい教材へ進むより、間違えた事例Ⅳの問題か、前日の不足キーワードを確認します。
この7日間計画について
これは私の日別記録をそのまま再現したものではありません。私が実際に8月に行った学習内容を、現在の受験生が7日間で実行できる順番へ整理したものです。
勉強時間は事例Ⅳを3分の2にする
私の週30時間の配分は、事例Ⅳが約20時間、事例Ⅰ〜Ⅲが合計約10時間でした。お盆も4事例を均等に分けず、事例Ⅳへ多く時間を使う方針は変えません。
まとめ
お盆休みに必要なのは、普段とは別の特別メニューではありません。8月の目標を一週間分進めることです。
経営分析・CVP・NPVを反復し、事例Ⅰ〜Ⅲを80分で解いてふぞろいで復習する。この繰り返しが、私の二次試験対策の土台になりました。
お盆の勉強計画でよくある質問
7日間ですべて終わらなくても大丈夫?
大丈夫です。私自身、8月の目標は事例Ⅳの主要3分野と事例Ⅰ〜Ⅲの過去問3年分でした。7日間だけで完成させる計画ではありません。終わらなかった範囲は翌週へ回し、教材を増やさないことを優先します。
週30時間を確保できない場合は?
週30時間は私が実際に確保した時間であり、全員に必要な基準ではありません。時間が少ない場合も、事例Ⅳを多めにし、事例Ⅰ〜Ⅲの80分演習と復習を止めないという優先順位は使えます。まず確保できる総時間を決め、同じ比率で縮小します。
予定より遅れたら新しい年度を減らす?
私は年度数より復習を重視しました。新しい過去問を一つ増やすために、ふぞろいでの不足キーワード確認を省くのは避けます。解いた数ではなく、次の答案が改善したかを進捗として見ます。


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