私は令和6年度の中小企業診断士2次試験に合格しましたが、事例Ⅲは48点でした。事例Ⅰ65点、事例Ⅱ70点、事例Ⅳ88点、合計271点です。
合格体験記では、うまくいった方法だけを書きたくなります。しかし、事例Ⅲ48点という結果を隠すと、私の勉強法を正確に伝えられません。
| 事例Ⅰ | 事例Ⅱ | 事例Ⅲ | 事例Ⅳ | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 65点 | 70点 | 48点 | 88点 | 271点 |
先に結論:事例Ⅲは成功事例ではありません。特定の一問を原因と断定せず、低得点でも4事例の合計で合格した事実と、学習法の限界を振り返ります。
事例Ⅲも事例Ⅰ・Ⅱと同じ方法で勉強した
事例Ⅲだけ別の教材を使ったわけではありません。8月は過去問3年分、9月は5年分へ広げ、80分で解いた後にふぞろいで不足キーワードを確認しました。
約1か月空けて同じ年度を再度解き、模範答案の書き写しはしませんでした。事例Ⅰ65点、事例Ⅱ70点と共通する学習方法です。
同じ勉強法でも得点はそろわなかった
同じように過去問へ取り組んでも、事例Ⅰ〜Ⅲの得点は65点、70点、48点と大きく分かれました。
この結果から、事例Ⅰ〜Ⅲは過去問を回せば毎回事例ごとに安定して60点以上取れる、と単純には言えないと感じます。
48点の原因を断定しない
当時の再現答案や設問別得点が確認できないため、「この設問で失敗した」「このキーワードが原因だった」とは断定しません。
分かっているのは、事例Ⅲでは私の「大外しを防ぐ」戦略が十分に機能せず、48点だったという結果です。体験記事では、分からない部分を後から作らないことも重要だと考えています。
それでも40点未満を避けられた
48点は満足できる点数ではありませんが、足切りとなる40点未満は避けました。4事例すべてで高得点を取る必要はなく、総得点で60%以上を確保するのが二次試験です。
私の場合、事例Ⅲの不足を、事例Ⅱ70点と事例Ⅳ88点が補いました。
事例Ⅳを得点源にする戦略が支えた
週30時間のうち、事例Ⅳへ約20時間を配分しました。経営分析・CVP・NPVを中心に、30日完成を4周し、その後に分野別問題へ進みました。
事例Ⅲが48点でも合格できたのは、事例Ⅳを得点源にする戦略が結果として機能したからです。
事例Ⅲ48点から伝えたいこと
- 一つの事例で60点を下回っても、すぐに不合格とは限らない
- 合格者の勉強法にも、うまくいかなかった事例がある
- 同じ勉強法でも、事例ごとに得点は振れる
- 苦手事例の足切りを避け、得点源を別に持つ考え方もある
- 再現答案がない場合、失敗原因を後から断定しない
この記事の位置づけ
48点だった方法を、そのまま事例Ⅲの正解として勧める記事ではありません。私の実際の結果を公開し、4事例全体で合格点を作った戦略を伝える記事です。
まとめ
事例Ⅲ48点は、私の二次試験で最も低い得点でした。同じ過去問復習法で事例Ⅰ65点、事例Ⅱ70点だったからこそ、事例ごとの振れの大きさも分かります。
すべての事例で完璧を目指すのではなく、40点未満を避け、得点源を作り、合計点で合格する。事例Ⅳ88点を含む271点という結果から、私が最も伝えたいのはこの点です。
事例Ⅲ48点についてよくある質問
48点でも二次試験に合格できる?
私は事例Ⅲ48点で合格しました。事例Ⅰ65点、事例Ⅱ70点、事例Ⅳ88点で、合計271点だったためです。一つの事例で60点を下回っても、40点未満を避け、4事例の合計で基準を超えれば合格可能です。
48点だった勉強法をそのまま真似してよい?
おすすめしません。この記事の目的は、48点だった方法を成功法として示すことではありません。私の学習法には事例Ⅲを安定させられなかった面もあると認めたうえで、得点源を別に持つ戦略を共有することです。
今振り返ると何を確認すべきだった?
再現答案がないため特定の原因は言えませんが、一般化できるのは、低得点を「相性」で終わらせず、設問要求、与件根拠、時間切れ、不足キーワードを年度ごとに記録することです。原因を断定できない場合も、次の演習で確認する項目は残せます。

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