中小企業診断士2次試験の教材を調べると、解法本、過去問題集、再現答案、事例Ⅳの計算問題集など、多くの候補が出てきます。
私は教材を増やすより、役割を分けた3種類を繰り返しました。その結果、令和6年度2次試験に合計271点、事例Ⅳ88点で合格しました。
先に結論:使った中心教材は、ふぞろいな合格答案、30日完成!事例Ⅳ、事例Ⅳの全知識&全ノウハウです。
使った教材と役割
3教材の役割
- ふぞろいな合格答案:事例Ⅰ〜Ⅲの自己採点と不足キーワード確認
- 30日完成!事例Ⅳ:8月の経営分析・CVP・NPVの基礎固め
- 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ:9月以降の分野別演習
ふぞろいな合格答案
事例Ⅰ〜Ⅲは、80分で過去問を解いた後、ふぞろいで自己採点しました。私が確認したのは、模範答案との文章の違いではなく、自分が落としたキーワードです。
- どのキーワードを落としたか
- 与件文に根拠があったのに、なぜ拾えなかったか
- 設問要求をどのように読み違えたか
- 次回から守る解答の型やルール
模範答案の書き写しや、自分の答案へ大量に赤字を加えることはしませんでした。約1か月後に同じ年度を再度解き、自力で改善できたかを確認しました。
30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
30日完成は、事例Ⅳの基礎固めに使いました。特に経営分析・CVP・NPVを優先し、合計4周しました。
1周を約10日で進め、同じ問題で2回正解できたら理解済みと判断しました。1回正解しただけで終わらず、時間を空けても解法を再現できるかを基準にしました。
事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
30日完成で基礎を固めた後、分野別演習に使いました。すべてを完璧にするのではなく、経営分析・CVP・NPVの主要3分野とA・B問題を中心にしました。
C問題は捨てました。難しい問題へ時間を使うより、標準問題を確実に取る方針です。
教材を使う順番
- 8月:30日完成で主要3分野の基礎を固める
- 8月:並行して、ふぞろいを使い事例Ⅰ〜Ⅲの過去問3年分を復習する
- 9月:事例Ⅳの全知識&全ノウハウで分野別問題へ進む
- 9月:事例Ⅰ〜Ⅲを5年分まで広げ、約1か月後の2周目を行う
- 10月:まだ間違える問題だけを重点的に解く
教材は3冊だけで十分だったのか
3冊持っているだけで合格できるわけではありません。私の場合に重要だったのは、冊数より使い方でした。
30日完成は4周、ふぞろいを使った過去問は約1か月空けて2回、全知全ノウはA・B問題中心。終わらせたページ数ではなく、正解を再現できるかで進捗を見ました。
教材選びで避けたいこと
同じ役割の教材を何冊も買うことです。解法が増えるほど安心する一方、本番で使う型が定まらなくなる可能性があります。
まとめ
私が実際に使った中心教材は3種類です。事例Ⅰ〜Ⅲはふぞろい、事例Ⅳの基礎は30日完成、その後の分野別演習は全知全ノウと役割を分けました。
教材選びで迷ったら、冊数を増やす前に、今持っている教材をいつ、何周し、どの状態になったら完了とするかを決めることをおすすめします。
教材3冊についてよくある質問
最初に買うならどれ?
役割が違うため一冊だけで全事例をカバーするものではありません。私の順番では、事例Ⅳは30日完成から始め、事例Ⅰ〜Ⅲは過去問とふぞろいを並行しました。全知全ノウは、30日完成で基礎を作った後の分野別演習に使いました。
3冊を最初から同時に進める?
同じ時期にすべてを同じ量だけ進めたわけではありません。8月は30日完成とふぞろい、9月から全知全ノウの比重を上げました。教材ごとに使う月を分けると、今どれを進めるか迷いにくくなります。
3冊使えば271点を再現できる?
教材の冊数だけで得点は決まりません。私の場合は、30日完成4周、過去問を約1か月空けて再演習、全知全ノウはA・B問題中心という使い方まで含めての結果です。教材名より、反復方法と捨てる範囲を決めることが重要です。


コメント